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欠損=インプラントの理由

現在「欠損した場合はインプラント」なのはなぜか
インプラントが第一選択とされる根拠を3つあげて解説します。
骨吸収の予防
大変重要なことなので少し詳しく説明します。歯は顎の骨にしっかりとついていますが、
顎の骨は歯を支える為に存在する歯根周囲の骨 (歯槽骨)とそれ以外の骨 (骨格の部分)の二つに区分することができます。

歯を抜かれると頴の骨に穴があきますが、あいた穴の空間には血液がたまって凝固し、 血餅 (かさぶた)が形成され感染予防と痛みの回避に役立ちます。やがてその血餅は結合組織に変化し、徐々に骨が再生されますが、骨の回復量は限られていて抜歯直前の骨より大福に減じてしまいます。
また、歯を支える為にあった骨 (歯槽骨)は抜歯直後には残っていますが、歯からの荷重がなくなるのでどんどん消失してしまいます。これを廃用性萎縮といい、身体の他の部拉でも起こる現象です。スポーツで鍛えた筋肉もやめてしまうと筋力とともに筋肉の盛り上がりもなくなってしまうのと同じ現象です。
抜歯されて直ぐに装着した入れ歯は1~2ケ月で入れ歯内面と顎との間にスペースができて合わなくなってきます。この様な場合、そのスペースを埋めるべく、義歯内面に裏打ちをしますが、間もなく再度骨吸収が起こって合わなくなります。何年も経過すると歯槽骨は殆どなくなり、それ以後は骨の吸収は極く小さなものとなります。しかしその間に他の歯を抜歯されれば同じことが起こり、良い状態の入れ歯を安定して使用できません。
しかも骨吸収が年々進行するので、入れ歯は後になればなる程不安定なものとなります。
一方、人工歯根は抜歯後の骨吸収をかなりな程度防ぐことができます、顎骨に埋入された人工歯根は咬むことにより骨への荷重がかかり、その刺激で
骨の細胞は活性化されて廃用性萎縮を起こさず、骨の吸収を防ぐことが可能です。
この結果、欠損部周辺の骨がほぼ現状に保たれ、隣の歯を支える骨も吸収されず、隣在歯を良好な状態で維持することに繋がります。
つまり人工歯根は欠損部位の機能回復のみならず、欠損部周辺の歯を良い状態に保つことができるのです。
残存歯へのダメ―ジ回避
入れ歯 (図)やプリッジは残っている歯に過大な負担をかけることは避けられません。
入れ歯のクラスプ(維持の為の金具)がかかる歯は咀嚼すると必ず上下左右に負荷がかかります。
歯肉(歯ぐき)は弾力があるので咬んだ時義歯は沈下、浮上を繰り返し、その動 きはクラスプを介して歯に伝えられ歯は揺さぶられます。
その結果、歯根を支えている歯槽骨は破壊吸収されます。
側方からの力に歯槽骨は非常に弱いのです。
通常、この時痛みをあまり伴いませんから、知らぬ間に歯が動くようになりやがて抜歯へと向かうのです。


プリッジ(図)の場合、入れ歯より更に多くの力が支台となる歯 (支台歯)に加わりますので、長期間使用する為には支台歯の健全性が求められます。歯周病が進行している場合には、文台歯を3本、4本と追加する必要があり、歯の神経を除去せざるを得ないこと が多く、残存歯へかかる負担は色々な意味で大きくなります。
人工歯根はこのような不具合をすべて回避できます。
 
入れ歯図   プリッジ
 
自然な咬み具合の維持
入れ歯の場合は先程述べましたように、歯肉粘膜の弾力性により食べ物を咬んだ時、上下運動をします。
また、食片がつまり易く歯ぐきが傷ついて大変痛い思いをすることがあります。
動く入れ歯では自然な食感は得られません。
プリッジの場合は人工歯根なら削らなくて済んだ隣の歯の表面を全面的に削り、新たな形態を与えますので、現状回復は難しくなります。
つまり自然な咬み心地から少なからず離れてしまいます。

これに対し、人工歯根は残存歯を全く削らず、隣在歯に合わせて作るのでより自然な回復を期待できます。
プリッジでは大きく削られてしまう欠損部隣在歯の咬合面を、人工歯根の場合は全く削らないどころか、それらの歯に調和するように作りますから、本来の咬み合わせに限りなく近い状態を再現できるのです。